舞
舞空キャンパスさん (8j5g3kfp)2023/1/24 15:20 (No.679222)削除工学部
近畿大学は大阪方面のキャンパスの学部や、和歌山キャンパスのマグロが有名ですが、広島にある工学部も、地元に根付いた研究を多く行っています。それに生徒数が少ないため、面倒見がよく、しっかり勉強できます。教授と生徒、あるいは生徒間の距離も近く楽しいです。
工学部は広島キャンパスにあり、そこには工学部しかありません。そのため、広い敷地が使えています。教室もよくイメージされるような大教室ではなく、20列ほどしかない教室が多いです。ほどよい大きさなので、冷暖房がよくきき、窓が東向きなので朝日がよくはいり、黒板もよく見えます。また、実験設備も充実しています。化学実験では、一人一つのスペースがあり、流しや器具が一人で使えます。早く終わったらその分早く帰れるので、そこがとてもうれしい点です。
近畿大学は、ほかの有名大学と比べて奨学金制度が充実していると思います。私はセンター利用で特待生の資格をもらい、学費全額免除で入学しました。そのほかにも、一般試験で奨学金をもらった人もいます。また、スポーツ推薦による奨学金もあり、それも全額免除です。また、入学してからも学科で上位3位にはいり、TOEICで500点以上とることができれば、学費を半額免除してもらえます。その後もしっかり勉強すれば、それを維持でき、学費が免除されます。
大学内にコンビニがあるのですが、それが非常に使えません。全然痒い所に手が届いていません。そのコンビニは大手ではなく、マイナーなコンビ二であるため、ポイントカードや銀行が使えません。クレジットカードの処理が異様におそいので、昼はとんでもない行列ができます。そのくせ品揃えは悪いです。食堂も昼は大混雑ですが、これは料理がおいしいからではなく、周辺に飲食店がないからです。キャンパスが田舎にあるので、おなかをすかせた人は使い勝手の悪いコンビニか、値段に味がついて行っていない食堂、もしくはどすこいな坂道を超えた先にあるセブンイレブンに行くかのいずれかです。
授業は、基本的には1年の前期は高校の復習が主です。別に0から説明するわけではないので、それはいいのですが、ときどき高校でなにを学んできたんだって聞きたくなるような人もいます。数学だったら基本的な微積の計算ができない人や、化学で濃度の計算ができない人など・・・。物理や生物は高校で習っていない人もいるので、詳しく説明してくれます。しかし、わからない人に合わせた授業なので、進度がおそく内容もうすく、教科書を買った意味があったのかしらと思ってしまいます。
コンビニはダメ、食堂もダメ、周りはど田舎、登下校の国道が危ないなど、色々ありますが、なんだかんだでここで良かったと思います。授業の内容にも難ありですが、有名大学にありがちなゴマをすれば単位が降ってくるということや、過去問の隅々まで暗記すれば高得点ということがなく、しっかりと勉強したらそのぶん評価してくれます。授業中も特別静かというわけではないですが、大半が真面目に聞いています。奨学金も充実しており、努力すればそのぶん結果がついてくるということをよく学べると思います。